こんにちは!
「ドクターワイオオの家庭教育お助け隊」
隊長のドクターワイオオです。
愛知県半田市にある学習塾「雙葉進学教室」で塾長を務めております。
夏休みが間近に迫ったこの時期、
保護者の方から特に多くいただくのが
「夏休みこそ家でたくさん勉強してほしいのに、全然家庭学習の量が増えない」
「『勉強しなさい』と言えば言うほど反発して部屋にこもってしまう」
という切実なお悩みです。
私はこれまで40年間、数学教育の専門家(教育学修士)として、
大阪、沖縄、愛知だけでなく、ロンドン、ニューヨーク、上海といった海外の主要都市でも
多くの日本人受験生の指導を経験してきました。
その40年の指導経験から、上位校に合格するような
「成績がぐんぐん伸びる子」のご家庭を数多く見てきましたが、
そうした家庭には
「子どもが自然と机に向かうような家庭環境の工夫」
が必ずありました。
子どもが「勉強しない」のは、
本人のやる気や根性の問題ではありません。
夏休みに家庭学習の量を劇的に増やすために必要なのは、
精神論ではなく、保護者の方による
「ほんの少しの環境のサポート」
です。
今回は、その具体的な工夫と声かけの秘訣をお伝えします。
Contents
1. なぜ夏休みに「中学生が勉強しない」状態に陥るのか?
学校の授業がない夏休みは、一見すると
「いくらでも勉強時間を増やせるチャンス」
に思えます。
しかし、子どもたちにとっては
「誘惑が多すぎて、どこから手をつければいいか分からない期間」
でもあるのです。
特に、家の中にスマホやゲーム、テレビといった誘惑が溢れている環境では、
大人であっても集中を維持するのは困難です。
また、
「今日、何を、どこまでやればいいのか」
という具体的な計画がないまま机に向かっても、
脳はエネルギーを消耗し、すぐに「やる気」を失ってしまいます。
つまり、家庭学習が増えない真の原因は、子どもの怠け癖ではなく、
「勉強をスムーズに始めるための仕組みが家庭にないこと」
にあります。
2. 夏休みの家庭学習を増やすための「3つの保護者サポート」
「勉強しなさい」と口で指示を出すのを一度やめて、
以下のような「環境のサポート」へと切り替えてみてください。
① 「勉強のハードル」を極限まで下げる工夫
子どもが勉強を始める際、一番エネルギーを使うのが
「教材をカバンから出して、ページを開く」
という最初の1歩です。
具体的なサポート:
前日の夜や朝のうちに、今日やるべきテキストやプリントを、
机の上に「開いた状態」でセットしておいてあげてください。
机に向かった瞬間にペンを握れる状態を作ることが、
家庭学習を増やす最も強力な工夫です。
② 「やること(タスク)」を細分化して見える化する
「今日は3時間勉強する」
という時間の目標は、
中学生にとって抽象的すぎて挫折の原因になります。
具体的なサポート:
「午前中に数学のワークを2ページ」
「夕方に英語の単語を15個暗記する」
というように、時間ではなく
「具体的な行動の量」を付箋などに書き出し、
終わったら剥がしていくゲーム感覚を取り入れましょう。
小さな達成感がやる気を継続させます。
③ リビング学習を有効活用する
自分の部屋に1人でこもると、
どうしても周囲の目がなくなりスマホの誘惑に負けやすくなります。
具体的なサポート:
完全に監視するのではなく、
保護者の方が読書をしたり家事をしたりしている、
その適度な生活音があるリビングのテーブルを学習スペースとして活用させてみてください。
「誰かが見守っている」
という程よい緊張感が、驚くほど集中力を高めます。
3. 子どもの行動が自発的に変わる!「魔法の親の声かけ」
家庭学習の工夫と合わせて実践していただきたいのが、
保護者の方からの「言葉がけ」のアップデートです。
× 避けるべきダメな声かけ
「まだ勉強始めてないの? 夏休み終わっちゃうよ!」
「そんなに勉強しないなら、塾に行ってる意味がないでしょ!」
こうした否定的な言葉は、子どものやる気を奪い、「成績が上がらない原因」を自ら作ってしまうことになりかねません。
〇 子どもの主体性を育てる声かけフレーズ
「今日やる予定のワーク、もう開いて準備してあるんだね。始める準備ができててえらい!」
「午前中のタスクがもう終わったんだ!集中して頑張ったね。少し休憩して次に行こうか」
国内外で多くの子どもたちを見てきた塾長の視点からお伝えしたいのは、
「まだやっていないこと」を責めるのではなく、
「少しでも進んだこと、やろうとした準備」
を具体的に言葉にして認めてあげること
です。
中学生は、親から自分の行動のプロセスを認められると、
「よし、次も頑張ろう」と自ら学ぶ勉強習慣を育てていくようになります。
4. まとめ:保護者の関わり方が変われば、子どもは自ら動き出す
夏休みは、家庭学習の習慣をガラリと変えることができる最大のチャンスです。
子どもに「勉強しなさい」と強制するのではなく、保護者の方が
「勉強を始めやすい環境を整え、小さな頑張りを認めてあげるサポーター」
に徹することで、お子さんの家庭学習の量は自然と増えていきます。
40年間の指導現場において、
こうした家庭環境の工夫を取り入れたご家庭のお子さんが、
夏休みの後半から秋にかけて見違えるように成績を伸ばしていく姿を
私は何度も目撃してきました。
「どうしても家での学習管理が上手くいかない…」
「上位校を目指すための具体的な教科バランスを知りたい」
という愛知県半田市近郊の方は、
ぜひ一度「雙葉進学教室」のホームページもご覧いただき、お気軽にご相談ください。
お子さんがこの夏、一回り大きく成長できるよう、家庭と塾で手を取り合ってサポートしていきましょう!
大岩裕之(おおいわ ひろゆき) 雙葉進学教室 塾長。数学教育学修士・専修免許状取得。ロンドン・ニューヨーク・上海など6都市での指導を経て、2015年より半田市にて開校。指導歴40年・数学・理科専門。