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「中学生男子のスマホ依存を防ぐ7つの解決法」シリーズ その7

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⑦魅力的な学び時間を演出する工夫

― 「やらされる勉強」から「やりたくなる学び」へ ―

「勉強は退屈でつまらない」
「スマホやゲームの方がずっと楽しい」
そんな声が聞こえてくると、親としてもため息をつきたくなるものです。

でもちょっと待ってください。
スマホに夢中になるのは、“そこに楽しさと達成感があるから”。
ならば、勉強にも“楽しさ”や“やりがい”をプラスしてあげればいいのです。


🎯 楽しい学びには“工夫”がある

男子中学生は、興味やテンションに左右されやすい分、ちょっとした演出で勉強への姿勢がガラッと変わることがあります。

学びに「楽しさ」や「ゲーム性」、「達成感」があると、スマホに負けない魅力が生まれるのです。


✨ 家庭でできる5つの工夫

① クイズ形式で学ぶ

問題をクイズ化すると、ゲーム感覚で学べます。「〇問連続正解チャレンジ」「タイムアタック」など、遊び要素を取り入れると自然と集中力もUP。

② ご褒美システムを導入

「3ページできたら好きなお菓子」「1週間続いたらガチャ券1枚」など、小さなご褒美を設定して、学習の継続とやる気をサポートしましょう。ただ注意しなければいけないことは、ご褒美をもらうことが目的にならないようにすることです。

③ 成果を見える化する

カレンダーに〇をつける、チェックリストを作るなど、「どれだけやったか」が目で見えるようにすると、自信や達成感が高まり、モチベーションも上がります。

④ 親子で一緒に学ぶ時間を持つ

同じ空間でそれぞれ学習や読書をする「並んで学習」も効果的です。親が楽しそうに学ぶ姿を見せるだけでも、学ぶことへの抵抗が和らぎます。

⑤ 興味・関心と学びをつなげる

歴史が好きなら人物伝、理科が好きなら実験動画など、「好きなこと」と「勉強内容」がつながると、自然と知識への吸収力が高まります。


📝 まとめ

勉強そのものを“変える”ことはできなくても、学び方を変えることはできます
楽しい・嬉しい・できた!という体験の積み重ねが、スマホよりも魅力的な学習時間を生み出すカギです。

シリーズ全7回の中でご紹介してきた方法を、ぜひご家庭で取り入れてみてください。